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風呂敷

風呂敷という名称は1616年に初めて見られ、用途として風呂の敷物であり、包みものとしての風呂敷ではなかったと思われます。その後、風呂敷は商業の発展とも大きく関わり、形を選ばず、ものを運搬できる便利さが商人達に重宝され、屋号や商標を染め抜いた風呂敷は商人にとって象徴ともいえるものとなりました。
そして、現在、風呂敷は実用品としてよりも、贈答品としての需要がほとんどです。これはデザインや配された文様によって贈る人の気持ちを間接的に表現することなど、風呂敷の特性が支持されてのことだと思われます。
一枚の布としての風呂敷は、「くらしの布」として、今も変わらず人々の生活の中で様々な使い方をされ、包みものとしてのみならず、生活布として活用されています。