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京都工芸染匠協同組合

飾り額装手拭い

手拭い（てぬぐい）の歴史は古く、織物が出来た時代にはあったとも言われています。最初は、麻や絹で作られた平織物でした。平安時代からは当時制定された法律により、庶民は麻の手拭いを、高貴な方は絹の手拭いを使ったと言われています。
手拭いの使い方も普及するにつれて変わりました。古くは、手拭いが神仏の像や飾り付けなどの清掃に使われるのが一般的でした。
江戸時代になると、綿の栽培が盛んになり、手拭いも沢山作れるようになりました。また、銭湯文化が根付いたことや、贅沢を禁止する法律が制定されたこともあって、絹よりも木綿（もめん）の着物と手拭いが庶民に好まれるようになり、広く普及していきました。こうして手拭いは、徐々に現代のお手拭き（おてふき）としての使い方になっていきました。

E-1　㋐正倉院文様「正倉院唐草」

Produced by 結キモノ制作所
斜めの2色の濃淡暈しをバッグに正倉院唐草を描く

E-2　㋐正倉院文様「藤ニ鳥」

Produced by （株）白木染匠
正倉院の花鳥文、藤に鳥を染める

E-3　㋐正倉院文様「狩猟文」

Produced by 染匠市川（株）
正倉院の狩猟文を散らす

E-4　㋐正倉院文様「華紋唐草」

Produced by （株）関谷染色
格調高く華文を染める

E-5　㋑大和絵・平安時代の意匠「波」

Produced by 結キモノ制作所
白の線上げの波文

E-6　㋑大和絵・平安時代の意匠「蹴鞠」

Produced by 京友禅高橋啓
色紙取りの蹴鞠絵図

E-7　㋑大和絵・平安時代の意匠「雲ニ色紙」

Produced by 𠮷川染匠（株）
雲に色紙、枝花を添える

E-8　㋑大和絵・平安時代の意匠「花菱」

Produced by いとや田村
有職文様花菱を格調高く描く

E-9　㋑大和絵・平安時代の意匠「露柴」

Produced by 染繡工芸鈴木
線上げ露柴を挿し友禅で染める

E-10　㋒名物裂・能衣装「波ニ扇面」

Produced by （株）白木染匠
線上げの波をバッグに扇面を散らす

E-11　㋒名物裂・能衣装「短冊草花」

Produced by 京友禅高橋啓
短冊に能衣装を詰める

E-12　㋒名物裂・能衣装「雪輪ニ波」

Produced by 佐野染匠
細かな疋田を雪輪に染める

E-13　㋒名物裂・能衣装「唐草」

Produced by （有）村山刺繍店
名物裂　唐花を金彩で描く

E-14　㋓桃山・慶長・寛文小袖「道長慶長割付」

Produced by 染匠市川（株）
細い道長に亀甲繋ぎを散らす

E-15　㋓桃山・慶長・寛文小袖「波ニ源氏車」

Produced by いとや田村
寛文小袖、大胆な波に源氏車を染める

E-16　㋓桃山・慶長・寛文小袖「丸取　宝」

Produced by （有）村山刺繍店
雪輪の丸に疋田と宝を詰める

E-17　㋓桃山・慶長・寛文小袖「雪輪　笹」

Produced by 藤理工芸（株）
疋田の雪輪と友禅の笹

E-18　㋓桃山・慶長・寛文小袖「山暈し立涌草花」

Produced by 染繡工芸鈴木
立涌に草花を散らす

E-19　㋔琳派・御所解「光琳梅」

Produced by 𠮷川染匠（株）
光琳、古白梅を染める

E-20　㋔琳派・御所解「葛ニ団扇短冊」

Produced by 佐野染匠
濃い地　葛に団扇と短冊を染める

E-21　㋔琳派・御所解「角取御所解」

Produced by （株）関谷染色
すっきりと鋭角の取り方に御所解を詰める

E-22　㋔琳派・御所解「団扇　短冊」

Produced by 藤理工芸（株）
団扇と短冊に琳派模様を描く

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